ここではMySQLで使用するDDL/DMLのSQLの構文と標準で用意されているツールについて簡単ですが解説します。随時更新もしていきたいと思います。

[DDL(データベース・テーブルの作成・変更・削除)]  [データのインポートとエクスポート] 
[DML(テーブル内のレコードの追加・検索・更新・削除)] [データのバックアップとリカバリー]

DML(テーブル内のレコードの追加・検索・更新・削除)

ここではMySQL Command Line Clientを利用してテーブルレコードの操作を解説します。

レコードの検索

1) 全フィールドのレコードを取得
SELECT  *  FROM テーブル名  [LIMIT  数値];
※LIMITの後に指定する数値:nは検索結果のnレコードだけ取得すると言う意味になります。

(補足説明)
MySQL Command Line Clientで全フィールドを指定して検索すると結果が2段になって分かりずらい場合があります。 SQL文の後に\Gを指定して検索すると1行の結果が縦方向で表示されます。

2) フィールドを指定してレコードを取得
SELECT  フィールド名1,フィールド名2,・・・  FROM テーブル名;

3) フィールドにエイリアス名を指定してレコードを取得
SELECT  フィールド名1  As  エイリアス名,フィールド名2  As  エイリアス名,・・・  FROM テーブル名;

4) 比較演算子を使用して条件に合ったレコードを取得
SELECT  フィールド名1  ,フィールド名2  FROM テーブル名;
        WHERE 条件式;

@文字列フィールド:AAAが'00001'と等しい   条件式:WHERE  AAA  =  '00001'
A文字列フィールド:AAAが'00001'と等しくない 条件式:WHERE  AAA  <>  '00001'
B数値フィールド :BBBが100より大きい    条件式:WHERE  BBB  >  100
C数値フィールド :BBBが100以上       条件式:WHERE  BBB  >=  100
D数値フィールド :BBBが100より小さい    条件式:WHERE  BBB  <  100
E数値フィールド :BBBが100以下       条件式:WHERE  BBB  <=  100

5) BETWEENを使用して条件に合ったレコードを取得
SELECT  フィールド名1  ,フィールド名2  FROM テーブル名;
        WHERE  フィールド名  BETWEEN  値From  AND  値To;

※BETWEENはフィールド名が値From以上でかつ値To以下のレコードを取得という意味です。

6) INを使用して条件に合ったレコードを取得
SELECT  フィールド名1  ,フィールド名2  FROM テーブル名;
        WHERE  フィールド名  IN  (値1,値2・・・);

※BETWEENはフィールド名が値1又は値2又は・・・のいずれかのレコードを取得という意味です。

7) 複数の条件に合ったレコードを取得
SELECT  フィールド名1  ,フィールド名2  FROM テーブル名;
        WHERE  条件式1  AND  条件式2・・・;

SELECT  フィールド名1  ,フィールド名2  FROM テーブル名;
        WHERE  条件式1  OR  条件式2・・・;


8) あいまいな条件に合ったレコードを取得
SELECT  フィールド名1  ,フィールド名2  FROM テーブル名;
        WHERE  フィールド名  LIKE  '%文字列%';

※%はワイルドカード扱いとなります。LIKE  '%文字列%'は部分一致をLIKE  '文字列%'は前方一致の条件となります。

Copyright (C)2006 TwoNess,inc. All rights reserved.